「超勇者展」は明日から、いのまたむつみが描いたエクスカイザー関連資料など
サンライズ制作のオリジナルロボットアニメーションシリーズ「勇者シリーズ」の30周年を記念した「超勇者展」のプレス向け内覧会が、本日12月10日に東京・西武渋谷店モヴィーダ館7階で行われた。
「勇者シリーズ」は1990年に放送が開始された「勇者エクスカイザー」から、1997年スタートの「勇者王ガオガイガー」までの8作品で構成されるシリーズ。「超勇者展」の会期は12月11日から29日までの前期、12月30日から2021年1月17日までの後期に分かれており、期間ごとに内容が異なる。内覧会では前期の展示内容である、「勇者エクスカイザー」「太陽の勇者ファイバード」「伝説の勇者ダ・ガーン」「勇者特急マイトガイン」「勇者警察ジェイデッカー」の資料が並んでいた。
入場してすぐのコーナーには、壁いっぱいに「勇者シリーズ」のメカたちのイラスト展示が。そしてシリーズの年表と「超勇者展」に寄せられた吉井孝幸、大河原邦男、谷田部勝義、高松信司、望月智充、米たにヨシトモのコメントを掲載したパネルや、各メカのおもちゃも見ることができた。
次に進むと待ち受けているのは「勇者エクスカイザー」のコーナー。いのまたむつみが人物、石垣純哉がメカをそれぞれ描いた企画初期のデザインなどが展示されている。さらに同コーナーと「太陽の勇者ファイバード」「伝説の勇者ダ・ガーン」「勇者特急マイトガイン」「勇者警察ジェイデッカー」の各コーナーには、作品の宣伝ポスター、キャラおよびメカ設定画、イメージボードが所狭しと並び、一部作品のセル画も飾られていた。
また会場には旧タカラが「勇者シリーズ」の企画をサンライズへ提案する前に作られた資料も。このコーナーでは「勇者エクスカイザー」「太陽の勇者ファイバード」「勇者特急マイトガイン」「勇者警察ジェイデッカー」の原形を知ることができる。さらに「左右合体ウルトラレイカー」をはじめとしたおもちゃの試作品も公開。加えて2017年と今年にそれぞれ計画された「勇者シリーズ」のエイプリルフール企画をまとめたパネルも展示されており、企画の1つである「レイブレイバー」の資料の一部は「超勇者展」で初披露される。
物販コーナーで展開されている商品の一部には、「超勇者展」のために描き下ろされたメカイラストを使用。アクリルスタンドやパスケース、ステッカー、モバイルバッテリー、クリアファイルなどがラインナップされ、グッズに使われている描き下ろしイラストを収録したアートワークも販売されていた。
「超勇者展」
期間:前期 2020年12月11日(金)~12月29日(火)、後期 2020年12月30日(水)~2021年1月17日(日)
時間:11:00~21:00(最終入場20:30)
場所:東京都 西武渋谷店 モヴィーダ館7階 特設会場
(c)SUNRISE